ジオマテックの強み

Inspiring New Ideas with Invisible Thin Films

高機能薄膜のことならジオマテック

  • Point01
    1953年の創業以来薄膜一筋、真空成膜技術のリーディングカンパニー
  • Point02
    わたしたちの高機能薄膜技術は世界中で活躍し、さらなる広がりを見せています
  • Point03
    日本国内に業界最大規模の生産体制を保有し、少量の試作から量産まで幅広く対応
  • Point04
    わたしたちは、そこに実現可能性がある限り諦めず、挑戦し続けます

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Inspiring New Ideas with Invisible Thin Films

見えないほど薄く微細なナノレベルの膜には、お客さまのアイデアの実現に役立つ無数の応用可能性が秘められています。わたしたちは、1953年の創業以来一貫して真空成膜技術の研鑽を重ね、高機能薄膜を通じて社会に新たな価値を提供し続けています。

活用事例

世界中で活躍するジオマテックの高機能薄膜技術

わたしたちの高機能薄膜技術は、情報通信・ディスプレイ機器や自動車・車載機器など、さまざまな産業・分野で活躍。
無数の応用可能性により、活躍の場は、ますます広がっています。

  • 薄膜は、スマートフォンなどのタッチ機能に必要不可欠

    タッチパネルディスプレイのタッチ機能を実現するために、ジオマテックの代名詞とも言える『透明導電膜・ITO膜』が幅広く使われています。

  • ショールームの窓などの映り込みを極限まで防げる

    まるでそこに何も無いかのような超高透過を実現するフィルム『g.moth®』など、ジオマテックには映り込みや反射を防ぐ高機能薄膜が充実しています。

  • 表面に触れた水滴を強力に弾くことができる

    ジオマテックの高機能薄膜技術なら、触れた水滴が弾け飛ぶような『撥水・防汚膜』の加工も可能。監視カメラのレンズカバーなどに応用されています。

  • デザイナーの発想を刺激する新たな輝きを表現できる

    光によって美しく色づく『加飾膜・高級装飾コーティング』のラグジュアリーな輝きが、デザイナーの個性の表現に新たな選択肢を与えます。

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ジオマテックの高機能薄膜とは

元の材料にはなかった機能を、見えないほど薄い状態で、
後からコーティングできる技術です

無数の可能性の中から、お客さまに最適な組み合わせをご提案

ジオマテックの高機能薄膜技術なら、光を反射させたり、電気を通したり、水を弾くなど、元の材料にはなかった多種多様な機能を、見えないほど薄い状態で複数組み合わせて足せるため、お客さまの製品の価値をより高めることができます。

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最適な組み合わせの例:透明×発熱×半球×撥水=屋外監視カメラのカバー

透明な半球状の樹脂に、透明で電気を通す透明導電膜・ITO膜と撥水・防汚膜をコーティングすることで、屋外の監視・観測カメラに適した透明ヒーター機能付きのカバーガラスができあがり。

撥水・防汚膜が水滴や汚れの付着を防ぐとともに、ヒーター機能によって曇りや結露、凍結や霜付きまでも防ぎ、雨の日も雪の日もクリアなカメラ映像の中継・記録に貢献します。

技術の進化と多様化

世界に数々のブレークスルーをもたらし続けてきた、
ジオマテックの技術の進化と多様性の系譜

Pinch to zoom

ジオマテックが得意とする2つの真空成膜技術

わたしたちは、主に「スパッタリング法」と「真空蒸着法」という技術で、薄膜をコーティングしています。特に「スパッタリング法」の技術・ノウハウは、業界最高レベルであると自負しています。

薄膜製造プロセス

スパッタリング法

水たまりに石を投げると石は水たまりに落ち、勢いよく水しぶきが飛び跳ねます。このようなイメージで、真空中で膜をつける方法をスパッタリング法といいます。

真空蒸着法

水を入れたお鍋を火に掛けてしばらくすると沸騰して湯気が出ます。その湯気に板を近づけると曇ります。このようなイメージで、真空中で膜をつける方法を真空蒸着法と言います。

薄膜製造プロセス

生産・研究開発体制

「業界最大規模の生産体制」で、世界中に優れた薄膜製品を

薄膜技術の専門メーカーであるジオマテックは、日本国内に、業界最大規模の工場・設備を保有。1953年の創業以来長年培った薄膜製造の技術・ノウハウを持った社員が、さまざまな装置を駆使することで毎年10,000件以上の案件に対応。世界中のみなさまへ、高性能・高品質な製品をお届けしています。

  • 生産・研究開発拠点数

    3 地域
  • 延べ床面積 (m²)

    41,051+ ※生産・研究開発拠点計
  • 成膜装置数

    78
  • 案件数

    10,000+ 年間
  • 業界最大規模、
    世界に誇る工場・設備

    さまざまな縁によってつながったジオマテックの3つの生産・研究開発拠点。地域に根ざし、それぞれの個性を持った各拠点を、お客さまの製品の試作や量産にぜひご活用ください。

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  • さまざまなニーズに応える
    多種多様な製造装置

    真空成膜技術の最先端と歴史を体現するジオマテックは、多種多様な薄膜製造装置を78台保有。長年培った技術とノウハウでさまざまな装置を使い分け、お客さまのニーズに応えます。

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  • 品質管理や技術革新を支える
    薄膜測定・分析機器

    高度な技術と安定した品質を実現するために。ジオマテックの開発力と高品質は、さまざまな測定・分析機器を使いこなす技術者の経験・ノウハウ、日々の努力によって支えられています。

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ジオマテックの高機能薄膜を支えるプロフェッショナル

ジオマテックのさまざまな業務を推進する社員たち
薄膜を形成したフィルムに、傷やムラがないか検査
3000Φの大型バッチ式スパッタリング装置を操作
マスクアライナー・露光装置で微細なパターンを転写・焼付
成膜条件によって変化する薄膜の組成を分析

ジオマテックの事業・サービス

4つのサービス形態

  1. 1.薄膜形成アウトソーシング
    • 薄膜形成(膜付け)のみ
    • 前後工程(基材調達、加工など)を含む薄膜形成
  2. 2.ジオマテック製品の販売・薄膜材料販売
  3. 3.薄膜技術コンサルティング
  4. 4.薄膜技術ライセンシング

お客さまのご要望に応じて、共同開発やお客さまの拠点内でのインハウス対応などの契約形態にも柔軟に対応可能です。

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お客さまのご要望から、製品ができるまで

薄膜形成をアウトソーシングいただいた場合の通常のお取引の流れは、以下のようになります。

  1. 1.お問い合わせ
  2. 2.ヒアリング・技術打ち合わせ
  3. 3.お見積もり
  4. 4.試作品・サンプル作製
  5. 5.生産対応(薄膜形成やその前後工程)
  6. 6.品質検査
  7. 7.納品

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メッセージ

1953年、ジオマテックは真空成膜技術による薄膜の可能性を見出しました。薄膜は、あらゆる産業や製品の発展に欠かすことのできないスパイスです。1mmの百万分1である1ナノメートル単位の世界で、私たちの薄膜技術は、電気を通したり、光を反射させたり、水や油を弾いたり、実にさまざまなポテンシャルを発揮するのです。

ジオマテックの黎明期には、自動車のミラーやサングラス、カメラのレンズなど、光学系の薄膜技術を磨き上げ、後にエレクトロニクスの分野にも進出するなど、私たちの薄膜技術は、産業や社会への発展とともに、年間1万件以上の案件と研究開発を通じて数々の技術革新を起こし、つねに、そして今もなお進化を続けています。

たとえば、1970年代に技術開発に踏み出した『ITO膜』。この透明で電気を通すことのできる薄膜は、今や世界中の人が手にしているスマートフォンの高精細なディスプレイとタッチセンサー機能の実現に大きく寄与し、必要不可欠な存在となりました。ジオマテックの『透明導電膜・ITO膜』に関する知見とスパッタリング法による形成技術は、世界最高峰を誇ります。

薄膜技術の応用可能性は無限に広がっています。いま、世界中の産業から求められている、さらなる「小型・薄型化」「軽量化」「生産性向上」の進化に対して、ジオマテックの高機能薄膜技術には、さまざまなブレークスルーを起こす力があります。私たちの「そこに可能性がある限り安易に諦めない精神」は、産業・社会の未来を大胆に切り拓いていくのです。

Invisible but Indefeasible,
Inspiring New Ideas with Thin Films.

お客さまの課題の解決・アイデアの実現に向けて

高性能、安定品質が求められる高機能薄膜のことならジオマテックへ

  • わたしたちは、そこに実現可能性がある限り、挑戦し続けます
  • お客さまが過去にあきらめてしまったことでも、ぜひ一度ご相談ください
  • わたしたちには、数々のブレークスルーを起こし、社会に新たな価値を提供し続けてきた実績・ノウハウがあります
  • お客さまが求める「性能」×「品質」×「コスト」の最適解を探求し、導き出します
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