『汚れ防止・曇り対策ヘルメット用シールド』が『奨励賞』を受賞しました。
お知らせ2020年11月25日
コンテスト詳細
コンテスト名 | 第17回/2020年“超”モノづくり部品大賞 |
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主催 | モノづくり日本会議/日刊工業新聞社 |
後援 | 経済産業省/日本商工会議所/日本経済団体連合会 |
受賞部品名 | 汚れ防止・曇り対策ヘルメット用シールド |
受賞部門 | 奨励賞 |
モノづくり部品の「縁の下の力持ち」として『奨励賞』をいただきました
モノづくり日本会議と日刊工業新聞社が主催する「”超”モノづくり部品大賞」は、「縁の下の力持ち」的存在として日本のモノづくりの競争力向上や産業・社会の発展に貢献する優れた部品・部材を表彰する事業です。
2020年は、「機械・ロボット」、「電気・電子」、「モビリティー関連」、「環境・資源・エネルギー関連」、「健康福祉・バイオ・医療機器」、「生活・社会課題ソリューション関連」の6分野で100件近い応募がありました。
株式会社ネクスコエンジニアリング北海道とジオマテック株式会社は共同で、屋外作業における風雪・雨水・泥水による作業性の低下を防ぐためのヘルメット等に取り付けるシールドを応募、第17回/2020年”超”モノづくり部品大賞において「奨励賞」を受賞しました。
薄膜技術の強みを活かした組み合わせ「透明ヒーター」x「g.moth®」から『汚れ防止・曇り対策ヘルメット用シールド』は、生まれました
本製品は、面全体をあたためる透明ヒーターと高い撥水性能をもつ g.moth® を組み合わせました。ヒーター機能で付着した雪を融解、水分を速やかに除去、また撥水性能で雨水・泥水の汚れを防ぎます。息でシールドが曇ることも防ぐため、悪天候や冬の作業に高い効果を発揮します。
透明ヒーターとは
ガラスや樹脂などの基板材料に透明導電膜・ITO膜を形成し、電極を取り付けたヒーターです。通電すると「透明なのに電気が流れて発熱する」特別な部材になります。視界を確保しつつあたためることで、着雪や曇りの防止に使われています。
g.moth®とは
生態模倣技術(バイオミメティックス)のひとつを用いて、蛾の複眼の優れた仕組みを模倣した「モスアイ構造」を採用。東京理科大学と共同で開発した独自の転写版の製造技術で、ナノサイズの微細なモスアイ構造をロールtoロールでフィルム上に量産できるようにしました。水の接触角が150°を超える超撥水性を示し、かつ従来のモスアイ構造フィルムの弱点だった耐久性の課題も解決しました。雨水・泥水に汚れが付きにくく、多少の清掃では劣化しない特長もあわせ持っています。
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