高度な技術×業界最大規模の設備で、世界中に高機能薄膜製品を
薄膜技術の専門メーカーであるジオマテックは、日本国内に業界最大規模の工場・設備を保有。長年培った薄膜製造の技術・ノウハウでさまざまな装置を駆使し、毎年10,000件以上の案件を通して、世界中のみなさまへ、高性能・高品質な製品をお届けしています。
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生産・研究開発拠点数
3
地域
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延べ床面積 (㎡)
41,051+
※生産・研究開発拠点計
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成膜装置数
79
台
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案件数
10,000+
年間
3つの生産・研究開発拠点
日本国内の3拠点で、お客さまの薄膜製造をサポート
さまざまなつながりを持ったジオマテックの3つの生産・研究開発拠点。地域に根ざし、それぞれの個性を持った各拠点を、お客さまの製品の試作や量産にぜひご活用ください。
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Japan
金成工場(宮城)
多彩な薄膜製造装置で、ジオマテックの全種類の薄膜製造に対応 -
Japan
赤穂工場(兵庫)
大型基板&フィルム対応など、薄膜製造の最先端の量産ノウハウがここに -
Japan
R&Dセンター(東京)
薄膜技術の未来を切り拓く、ジオマテックの研究開発拠点
金成工場(宮城)
多彩な薄膜製造装置で、
ジオマテックの全種類の薄膜製造に対応
奥羽山脈から流れ下る水源の元、田園風景が広がる緑豊かな宮城県の金成は、1975年の工場設立当時のジオマテック社員のふるさとの地でもあります。
長年ジオマテックの発展を支えてきた金成工場は、新旧多数の薄膜製造装置(成膜装置)と豊富な知見を持った技術者を有し、試作から大量生産まで幅広い薄膜製造に対応できます。
特長
- ジオマテックで生産している全種類の薄膜加工が可能
- 多種多様なの製造装置で、試作から量産までオールマイティに対応
- 世界でも珍しい円筒内成膜装置のような特殊な装置も保有し、さまざまな大きさ・形状の製品への薄膜加工が可能
施設データ
名称 | ジオマテック金成工場 |
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所在地 | 宮城県栗原市金成金生51番地 |
設立年 | 1975年 |
敷地面積 | 53,816 ㎡ |
延べ床面積 | 23,451 ㎡ |
薄膜製造装置 |
計58台
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クリーンルーム | クラス100、クラス1000(Fed.Std.209D) |
洗浄ライン | 洗浄液と超音波を使った洗浄装置を完備 |
検査ライン | 受け入れ検査、電気検査、分光特性検査、信頼性検査など |
認証取得 |
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施設風景
世界でも珍しい希少な円筒内面成膜装置を、大・中・小型の3種保有。写真は大型のもの
金成工場では、非常に小さな部品の薄膜形成も多数対応
小型品や試作品に適した小型の装置も多数保有。新旧さまざまな装置が並ぶ様子はまるで博物館のよう
赤穂工場(兵庫)
大型の基板&フィルムへの対応など、
薄膜製造の最先端の量産ノウハウがここに
瀬戸内海近くの山に囲まれ自然豊かな赤穂は、強固な地盤で地震に強く、洗浄に必要な水が潤沢に手に入り、ジオマテックの新たな最先端工場設立の地として、白羽の矢が立ちました。
赤穂工場の構内は大量生産を前提とした設計で、大きな薄板ガラスを次々と掴んで受け渡すロボットアームや、幅1,300mmのフィルムロールを扱う奥行き20m超の巨大なロールtoロール式装置、ずらりと並んだ3,000Φのバッチ式装置など、量産向きの薄膜製造装置が多数配備されています。
特長
- 高精度なロボットアームによる自動化設備を備え、生産性に優れたジオマテック最大のインライン式スパッタリング装置製造ラインを保有
- 単層のみならず、積層においても高効率で量産対応が可能
- ロールtoロール式スパッタリング装置を3台保有し、うち2台が1,300mmの広幅に対応
施設データ
名称 | ジオマテック赤穂工場 |
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所在地 | 兵庫県赤穂市木津稲荷山1325番80 |
設立年 | 1992年 |
敷地面積 | 46,478 ㎡ |
延べ床面積 | 15,848 ㎡ |
薄膜製造装置 |
計15台
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クリーンルーム | クラス1000(Fed.Std.209D) |
洗浄ライン | 洗浄液と超音波を使った洗浄装置を完備 |
検査ライン | 受け入れ検査、電気検査、分光特性検査、信頼性検査など |
認証取得 |
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施設風景
幅1300mmのフィルムロールを扱う装置は、奥行き20m超の巨大さ
大きな薄板ガラスを次々と受け渡す高精度ロボットアームの動きは迫力満点
大面積・大量生産に対応する、日本国内最大級のインライン式スパッタリング装置
大型3,000Φのバッチ式装置。多数の基板材料を同時にセットすることができる
R&Dセンター(東京)
薄膜技術の未来を切り拓く、
ジオマテックの研究開発拠点
ジオマテックのR&Dセンターが居を構える東京都大田区は、東京湾と多摩川に面した日本を代表する工業地域で、3,000超の町工場がひしめき、世界が驚く技術を持ったメーカーが集まっています。
1953年に東京で創業してから今日に至るまでのジオマテック技術の粋を結集し、日々薄膜技術の研鑽を積み、新たな時代を担う薄膜製品・薄膜材料の研究開発を行っています。
特長
- ジオマテックの高機能薄膜技術を支える研究開発拠点
- 次世代技術・薄膜材料や新製品の開発、既存製品のさらなる改良に向けた試作・提案や測定・分析が得意領域
- 薄膜コーティングはもちろん、後工程のフォトリソグラフィー(パターニング、エッチング)のノウハウも豊富で、両者の知見を活かして、技術革新を起こし続けています
施設データ
名称 | ジオマテックR&Dセンター |
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所在地 | 東京都大田区矢口3丁目13番7号 |
設立年 | 1990年 |
敷地面積 | 878 ㎡ |
延べ床面積 | 1,752 ㎡ |
薄膜製造装置 |
計6台
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クリーンルーム | クラス1000(Fed.Std.209D) |
洗浄ライン | 洗浄液と超音波を使った洗浄装置を完備 |
検査ライン | 受け入れ検査、電気検査、分光特性検査、信頼性検査など |
認証取得 |
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備考 | 薄膜の物性や状態を調べるさまざまな測定・分析装置、フォトリソグラフィー(パターニング)設備も保有 |
構内の様子
スパッタリング装置の成膜条件を設定中。数ある条件の中から、豊富な知見で最適解を導き出します。
薄膜の強度を測定中。さまざまな測定方法の中から、薄膜の用途に応じた適切な分析装置を選択します。
成膜条件によって変化する薄膜の組成を分析することで、狙い通りの薄膜ができているかを確認します。