多種多様な薄膜製造装置
79台の装置で、多種多様な薄膜の製造ニーズに対応
1953年の創業以来、真空成膜技術を磨き続けてきたジオマテックは、大小79台の薄膜製造装置(真空成膜装置)を駆使し、取り扱い案件数は、年間10,000件以上。お客さまの目的や求める性能などに応じて、長年培った技術と知見を活かしながら、さまざまな装置を使い分けています。
代表的な装置の機構
ジオマテックが取り扱う薄膜製造装置(成膜装置)には、さまざまな種類があり、基板材料の形状、数量などで使い分けています。ここでは代表的な5つの方式を紹介します。
バッチ式(カルーセル型など)
小さなもの、大きなもの、試作も大量生産も。多種多様な薄膜に対応
- タンク状の装置内で、ドラムを回転させるなどして薄膜形成(成膜)を行います
- 薄膜形成の条件(成膜条件)や基板材料の固定枠(治具)の形状などを調整しやすいため、試作品の加工に適しています
- 複数の基板材料をセットできる大量生産に適した大型のバッチ式装置も多数保有
- ジオマテックの独自技術で、曲面状、半球状などの特殊形状にも対応
インライン式
生産性に優れ、大量の基板材料に確かな精度で次々と薄膜形成できる
- 基板材料を搬送装置に載せて、次から次へと流れるように薄膜形成(成膜)することができます
- 板状の基板材料の単層や数層のシンプルな膜構成の大量生産に最適
- 生産性を重視したラインでは、基板材料の固定枠(治具)への取り付け、取り外しも高精度なロボットアームでさらに自動化
ロールtoロール式
フレキシブルで薄いフィルムを、ロール状に大量生産可能
- ロール状に巻いた材料に成膜でき、樹脂フィルムや金属箔などの大量生産に適しています
- 大量生産・大面積に適した1300mm幅や、試作・小面積に適した700mm幅の装置を複数保有
- 最先端の装置・技術により、4.0μmの極薄フィルムにも対応可能
- フィルムの厚さが50μmの場合は、7,000mの長尺に対応
円筒内面式
世界でも珍しい長さ1,500mmまでの円筒内面への薄膜形成が可能
- 円筒(パイプ)の内面の薄膜形成(成膜)技術
- 内径φ4mmから、外径φ160mm、長さ1,500mmまで対応
- 樹脂、ガラス、セラミックス、金属などの円筒内に、反射や加熱、濾過フィルターなどの機能を持った薄膜を形成可能
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