エネルギー分野への薄膜特集
概要
2050年のカーボンニュートラルを目指し、環境問題への対応が世界全体で課題となっており、太陽光発電、風力発電、バイオマス発電、水素エネルギーなどCO2を排出しない次世代のエネルギーが注目されています。また、エネルギーシステムにおいて重要な役割を果たすバッテリー含め、エネルギー分野における薄膜の活用事例をご紹介します。
代表的な活用事例(太陽電池関連)
ペロブスカイト太陽電池(PSC)
光変換材料としてペロブスカイト(ヨウ化鉛のイオン性結晶)を用いた有機系の太陽電池
活用されている薄膜
金属酸化膜
代表的な活用事例(水素エネルギー関連)
高純度水素精製デバイス
水素を含むガスから水素を分離・精製
活用されている薄膜
水素透過金属膜
代表的な活用事例(リチウムイオンバッテリー関連)
薄膜加工
薄膜コーティングサービス
シート状の小さな基板から大きな基板でも小ロットから大量生産まで柔軟に対応可能。大型基板でも連続で何層も薄膜を積み重ねるチャンバー径3000㎜の大型成膜装置も保有しています。
- 最大:1880mm × 1500mm
- 膜厚:~数µm
- 基材の材質:ガラス、セラミック、金属、樹脂、箔、金属繊維など
※ ロール形状の基材の場合
ロールtoロール成膜装置を保有しています。
金属箔への薄膜形成や基材両面への薄膜形成も可能。
- 最大:1300mm幅
- 最長:7000m
- フィルム厚:4.5µm~
- フィルムの厚さによって加工できる長さが変わります。お問い合わせください。
上記以外にも薄膜コーティングに関するご相談ごとなど御座いましたらお気軽にお問合せください。