NETIS登録のお知らせ
お知らせ2025年09月30日
着雪・雨滴を強力に弾く!透明フィルム「g.moth®フィルム」がNETISに登録されました
このたび、弊社が提供する技術「着雪、雨水着滴防止フィルム『g.moth®フィルム』」が、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録されました。
NETIS(New Technology Information System)とは、公共工事等における新技術の活用を促進するため、国土交通省が整備・運用している情報提供システムです。今回の登録により、弊社技術の公共事業への展開がさらに加速することが見込まれます。今後も、社会インフラの安全・安心を支える技術開発に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
登録番号 | HK-250003-A |
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技術名称 | 着雪、雨水着滴防止フィルム「g.moth®フィルム」 |
副題 | 雪や雨を強力に弾くフィルム |
分類 | 道路除雪工/その他(車両の視界確保技術) |
登録 | 2025年8月 |
技術概要
「g.moth®フィルム」は、車両のミラーや側面窓に貼付することで、着雪や雨滴・泥水の付着を防止する透明フィルムです。従来は定期的な雪払い・清掃が必要でしたが、本技術により視界の確保と安全性の向上が可能となります。
特に、冬季の道路除雪工事や降雨・降雪時の屋外工事において、除雪車・工事車両・移動車両の視認性を高めることで、作業の安全性を大きく向上させます。
新規性と期待される効果
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新規性
従来は人力で雪や水滴を除去していたが、撥水性のモスアイ構造(数百ナノオーダーの突起)を持つフィルムにより、雪や雨粒がほぼ付着しない構造を実現。
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期待される効果
着雪・着滴の防止により、車両外の視認性が向上し、安全性が向上。
半年程度の効果持続により、日々の雪払い作業が不要となり、施工性が向上。
市販の撥水フィルムでは防げなかった着雪・着滴を防止可能。
適用範囲
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適用可能な範囲
平坦面または一方向の曲率を持つ縦・斜め設置面
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特に効果的な対象
車両のサイドミラー、側面窓、リヤガラス、LEDヘッドライト、カメラ、センサーの前面
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適用不可の範囲
フロントガラス、球面・三次元曲面、凹凸面、粗面、天井窓など
使用・管理上の注意
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設計時
側面窓にはA5程度、ミラーには全面貼付を推奨
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施工時
貼付面の清掃を徹底
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維持管理
ナノ構造は物理的な力に弱いため、基本的に触れない
汚れは流水で洗浄、油汚れは無水エタノールで優しく拭取
自動洗車機使用時はミラーを折りたたむなどの配慮を推奨
特許情報
本技術は、学校法人東京理科大学・ジオマテック株式会社による「特許第6467089号 モスアイ転写型、モスアイ転写型の製造方法及びモスアイ構造の転写方法」を活用した製品です。g.moth®フィルムの使用において、特許使用料は発生しません。
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